これが本当のカンボジアコーヒー!
安っぽいプラスチックの椅子に腰かけ、「オン、ソームカフェタッコー(お姉さん、アイスコーヒーちょうだい)」と伝えると、当日の朝に作り置きされた真っ黒で濃厚なブラックアイスコーヒーが登場。ちなみにアイスミルクコーヒーが欲しい場合は、「ソーム、カフェタッコードォッコー」と伝えればOKですが、これでもか!というほどコンデンスミルクが入ったむちゃくちゃ甘いコーヒーが出てきます。
このアイスコーヒーをそのまま飲むと、とんでもなく濃厚なので、初心者の場合、とりあえずしばらくストローでかき混ぜながらアイスが溶けるのを待ちます。
その後、少しずつアイスが溶け、薄くなった上澄みから飲んでいき、コップの20~30%ほど空いたら、そこにお茶(通常ジャスミンティー)を注ぎ足し、少しずつ混ぜあわせていいくことで、お茶とコーヒーがマイルドに組み合わさった、まろやかなティー風味となっていきます。(アイスミルクコーヒーでも同様の飲み方をしますが、その場合は普通にアイスミルクティー風味となります。)
この注ぎ足し回数ですが、個人差はあれ通常2~4回ほど行い、微調整しながら自分の好みの味に仕上げていくことになります。"郷に入っては郷に従え"。カンボジアでカンボジア風アイスコーヒーを楽しみたい場合は、是非お試しくださいませ。思ったよりも飲みやすく、いつの間にかやみつきになりますよ。
<路上コーヒー店のコーヒー保温機(下は薪)>
文・写真・西村清志郎/提供元・たびこふれ
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