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車種別ジャッキアップポイントチェック
ジャッキアップポイントの注意点

車種別ジャッキアップポイントチェック

86

トヨタの86は、一般的な位置にジャッキアップポイントがあります。前後バランスの良い自動車のため、とくに変則的な位置ではなく、通常の車の場所にあるのです。ジャッキアップポイントの場所にしっかりと切り欠きがありますので、すぐにわかるでしょう。

また、86は馬をかける場所も同じ場所で問題ありません。上げ方についても、とくに意識することなくしっかりと安全な場所を確保すれば問題のない上げ方になるでしょう。比較的車が軽いため、ジャッキアップポイントにしっかりと固定すれば安定します。

クラウン

クラウンの場合も、一般的な自動車のジャッキアップポイントと同じだと言えます。タイヤ交換などを行うときには、クラウンのこの場所にジャッキを当ててジャッキアップしましょう。

また、クラウンは車の中心のでデフ部分もジャッキアップポイントです。この場所に油圧式のジャッキを当てて、サイドをウマで固定する上げ方なら、安定した状態でタイヤ交換などが行なえます。正しい上げ方、そしてウマのかけ方なども知っておきましょう。

プレマシー

ちょうどいいサイズのミニバンとして人気のあるマツダのプレマシーのジャッキアップポイントも、一般的な位置にあります。ただし、ウマをかけるために車体の中心をジャッキアップさせるときには、少し奥まった場所にありますので、注意が必要です。

プレマシーは車重がありますので、ジャッキアップポイントにウマにかけた方が間違いなく安全で作業が楽になります。こうした大きな画像車は、必ずウマをかける上げ方を意識して作業するべきです。

エスティマ

エスティマは、ガレージジャッキをかける上げ方の場合、位置がはっきりとしていますので、ウマでのやり方が簡単かもしれません。方法としては、まずはガレージジャッキにて車体を上げます。そして、サイドにウマを当てるやり方なら、安定させてタイヤ交換などが行えるでしょう。

エスティマはミニバンのため、車重があります。そのため、サイドへのジャッキアップポイントよりも車体中央へのジャッキアップのやり方の方が安定するでしょう。ウマをサイドに当てれば、安心して作業ができます。

ヴォクシー

ボクシーは、車体の中央にあるけん引用のフック周辺にガレージジャッキを当てるやり方をおすすめします。先程のエスティマと同じく、ボクシーも重量がありますので、このやり方の方法が安心だと言えます。

どの車も基本的にはサイドにジャッキアップポイントが設けられていますが、車種別でやり方や方法を検討しながらタイヤ交換などを行うことが大切です。タイヤ交換などを行う場合、楽なやり方や方法を検討することも大切ですが、車種別に安全を考慮した上げ方を意識することも大切だということを知っておきましょう。

アルト

アルトは軽自動車のため、車種別に見てもそれほど車重を意識しなくても安全にタイヤ交換などが行なえます。ウマを使った上げ方でもいいですが、車載されているパンタグラフジャッキでも十分安定させた方法でタイヤ交換などが行なえるでしょう。

もし、ガレージジャッキを使うやり方の場合は、車体下のクロスメンバーの中央のボルトをジャッキアップポイントとします。この上げ方でウマを当てれば、かなり安定して作業がやりやすくなるでしょう。

ノア

ノアは、先程のボクシーと兄弟車のため、同じ方法での上げ方で問題ありません。ただ、車種別に見ても、大きなサイズの自動車のため、軽自動車と比べればできるだけ安全を考慮して作業をするようにしましょう。

また、このノアもウマをかけたジャッキアップを想定しておくことも大切だと言えます。ジャッキアップポイントは、ボクシーと全く一緒です。車種別でもノアやボクシーは人気の高い自動車のため、インターネットでの情報はかなり多いと言えます。

ジャッキアップポイントの注意点

必ず平らな場所でジャッキアップする

ジャッキアップポイントのやり方は?正しい位置やあげ方のコツを車種別に解説!
(画像=出典:pixabay.com/ja/photos/%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E6%95%B4%E5%82%99-%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%AD-2267350/,『暮らし〜の』より 引用)

ジャッキアップポイントを活用してジャッキアップをする方法で、最も注意するべきポイントは、必ず平らな場所で作業をすることです。車種別に限らず、坂になった場所でジャッキアップを行うと、ジャッキが傾き自動車が落ちてくる可能性が高くなります。

緊急事態においても、できるだけ平らな場所を確保して作業を行いましょう。また、もしジャッキが外れてしまった場合のことを想定して、タイヤを外す場合は外したタイヤを即座に車の下に設置します。そうすることで、もし自動車が落下してもタイヤで落下が止まるでしょう。

必ずエンジンを止める

ジャッキアップポイントのやり方は?正しい位置やあげ方のコツを車種別に解説!
(画像=出典:pixabay.com/ja/photos/%E5%A7%8B%E3%81%BE%E3%82%8A-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88-%E8%BB%8A-%E8%87%AA%E5%8B%95-1167082/,『暮らし〜の』より 引用)

また、エンジンをかけたままジャッキアップすることも必ずしないようにしましょう。こうした方法でも、パーキングにギアを入れ、サイドブレーキもかけているから安心と考えるかもしれません。しかし、車種別によっては、エンジンの振動でジャッキアップポイントがずれて落下することもあります。

こうした作業を行うときには、思いつく全ての危険要素は排除して行うことが危険です。無意味にエンジンをかけた方法で作業を行えば、ジャッキアップポイントがずれて落下するかもしれないと想定をして、安全に作業をしましょう。

必ず周囲への注意喚起を行う

ジャッキアップポイントのやり方は?正しい位置やあげ方のコツを車種別に解説!
(画像=出典:pixabay.com/ja/photos/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%AB-%E5%86%85%E8%A8%B3-%E8%87%AA%E5%8B%95-1017023/,『暮らし〜の』より 引用)

また、身の安全などを守るのは、自分自身だけではありません。作業をするときには、周囲への注意喚起も忘れてはいけないのです。もちろんこれも、車種別に関係なく行う必要があります。ジャッキアップポイントの何らかのトラブルにより車が落下したときは、被害を受けるのは自分だけではありません。

状況によっては近くを歩いている人にも被害が及ぶ場合も想定できます。できるだけそうした可能性を排除させるには、作業をしていることを周りに周知させる必要があるのです。タイヤ交換など、ジャッキアップポイントを利用する作業はとくに、さまざまことに注意しましょう。