朝日新聞「中村喜四郎長男が出馬、事実上容認、ダブスタでは?」

自民の世襲は「おかしい」、でも野党系無所属はOK? 立憲・野田氏 [立憲]:朝日新聞デジタル 大久保貴裕2024年10月6日 17時30分

立憲民主党の野田佳彦代表は6日、訪問先の岐阜県可児市の演説で、次期衆院選で政治とカネの問題とともに「世襲」が争点になると強調し、国会議員の世襲制限を進める考えを示した。ただし、引退を表明した立憲の中村喜四郎衆院議員の茨城7区では、中村氏の長男が無所属での立候補を表明し、野田氏は事実上容認。対抗馬の擁立も見送る考えで、野田氏の自民党に対する「世襲」批判は、ダブルスタンダードとの批判を招きかない状況だ。

【茨城新聞】《連載:衆院選2024 茨城選挙区情勢》 7区 自民前職に新人挑む

中村氏は古河市選出の県議。後援会「喜友会」を引き継ぎ、県西全域で知名度向上に力を入れる。出馬表明後、街頭でのつじ立ちでは「新旧交代を目指す挑戦者」をスローガンに「自民政治は権力の暴走だ」と強調。世襲批判には「努力を重ねる」と主張する。

茨城7区を地盤とする立憲民主党の中村喜四郎衆院議員の長男である中村勇太(はやと)氏(茨城県議)が、父親の選挙区で出馬していること、中村勇太氏は父親の「喜友会」を引き継いでいることが報じられています。

中村勇太氏は立憲民主党の公認ではない無所属での出馬ですが、立憲民主党や野田氏が世襲批判しているところの趣旨からは、ダブルスタンダードと言われても仕方がないでしょう。どうせ当選したら立憲民主党の会派に所属するでしょうし。

とはいえ、ここでは中村勇太氏を殊更に攻撃する趣旨ではないので、次項で他の報道ぶりを紹介します。

能力のある「多様性」ある議員構成となる政治側の改革が必要では?

中村喜四郎氏長男・勇太県議が突き進む「独自路線」 父の側近と距離感、立民に接近…(1/2ページ) – 産経ニュース 2020/1/30 22:32