世の中でキャッシュレス化が進行している。日本だけではなく世界の潮流であるが、キャッシュレス決済には意外な落とし穴も存在している。
気を付けなければならないポイントを知らなければ、お金が貯まりにくくなることもあるだろう。
多くの人が軽視している注意点を説明しよう。
右肩上がりのキャッシュレス決済普及率
経済産業省の公式サイトによると、キャッシュレス決済比率は順調に右肩上がりとなっている。10年前の2012年は15.1%だったが、2022年は36.0%まで伸びている。
36.0%の内訳は、「クレジットカード」が30.4%と最も高く、「QRコード決済」が2.6%、「電子マネー」が2.0%、「デビットカード」が1.0%。全体の金額でいえば、2022年の1年間で111兆円がキャッシュレスで決済された。
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キャッシュレス決済の注意点は?
普及が広がるキャッシュレス決済だが注意点がある。
手軽さゆえ使い過ぎる
財布に入っている現金を使って支払いをする場合、お金を使っているという実感が伴う。
しかしキャッシュレス決済の場合、お金のやりとりはあくまでデータ上で処理されるため、金銭感覚が乱れてしまいがちだ。そのため、ついついお金を使い過ぎることがある。