アランとシモーヌ母さんという重要な脇役が今ひとつだったのが残念。それなりに楽しくみられるけれど、デフォルトが、フランソワ・アリュやシモン・ヴァラストロだったり、ミカエル・デナールやヤン・サイズ、譲ってもステファン・ファヴォランやマロリー・ゴディオンなので、今日のダンサーたちじゃ弱すぎる・・。

オペラ座バレエの未来を担うクララのキャリアの、大切なマイルストーンの一つに遭遇できて幸せ。滅多に行かない楽屋口で珍しく出待ちして、花束渡してブラヴァークララ!来週も、そしてこれからずっと、クララの踊りを観るのを楽しみにしてるよ。

お花に埋もれたクララ

こちらは、13日のリハーサル。リハーサルなので写真は雰囲気だけ

レオノールはそつなくかわいく、ギヨームは眩しいほどに煌めいて、マチアスが開店休業、マチューもいなくなるオペラ座において、ギヨームの存在がどれほどありがたいことか・・・

このままずっとよい成長を続け、オペラ座にいてね。

編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年3月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。