■味に影響はなし
解説によると、パスタを茹でた際、麺の中のでんぷんが水分を含み、表面で糊状になる。沸騰で発生した泡が麺を浮き上がらせるため、あまり底にはりつくことはないが、中には他の麺の重さで押されて鍋底にくっついたままになる麺も。そのため、数本だけ鍋底に残ってしまうことが多くなるという。
しかしお湯に牛乳を入れると、麺の表面が牛乳の脂肪分でコーティングされるため、鍋底にくっつきにくくなるとのことだ。
牛乳は、お湯が沸騰して塩を加えたタイミングで一緒に加える。量は水1リットルに対して大さじ1杯で、お湯の色が白く濁っても味には影響がない。茹でている間に麺を触ると、でんぷんが出てきやすくなるため、基本的に麺に触らないようにして茹でるのもポイントのようだ。