相模湖は、神奈川県北西部の相模原市緑区にある湖。相模川を相模ダムによってせき止められた人造湖で、横浜市や川崎市、京浜工業地帯の水がめとなっている。周辺は県立相模湖公園として整備され、レジャー施設や宿泊施設も点在する。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
相模湖を紹介
春のサクラ、夏の花火、秋の紅葉、冬のイルミネーションと見所も多い。都心からのアクセスもよく、中央自動車道相模湖インターを下りて、最寄りのボート店までは数分。また、JR中央線相模湖駅からも本湖まで徒歩15分程度と至便だ。
おもにブラックバスの釣り場としての人気が高い。アベレージ30cm前後の数釣りが楽しめるほか、50cm超級の大型バスも潜んでいる。ヘラブナ釣りも盛んで、産卵期のハタキの始まる3月ごろからは40cm超級の巨ベラが望める。
相模湖の概況(作図:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
ワカサギ釣りは、秋口の9月から春先の3月までの冬期を中心に、桟橋やローボート、ドーム船での釣りがおこなわれている。湖岸には多くのボート店がある。店ごとにスタイルが異なるので、ネットなどで情報収集をしたうえで釣行することをお勧めする。
特大サイズが狙える
ワカサギは一年魚で、産卵を終えると死に至るが、一年で成熟せず、二年魚や三年魚も見られる。年にもよるが、相模湖では12cm超の大型や15cm超の特大サイズのワカサギが釣れることもある。また、湧きのいい年には4ケタ釣果も珍しくなく、数も釣れるので、初心者でも楽しめる釣り場だ。
昨年の平均サイズ(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
相模湖でワカサギ釣りをするなら、天狗岩釣り案内所がお勧め。同店には和舟とドーム船がある。和舟の場合、店主の判断で当日釣れそうなポイントへ引き船してくれる。引き船されている間に釣り支度ができるので、時間の無駄がない。