【ブレモア:ムーヴメントをチェック】

周りと差をつける10万円台の実用時計【アメリカ西海岸の注目ブランド、ブレモア(BREMOIR)を実機レビュー】
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

裏ブタはサファイアクリスタルを設置したシースルーバック仕様。ムーヴメントを格納したミドルケースをオーバルケースにはめ込んだ2ピース構造を採用しており、オーバルケースは汚れが目立ちにくいヘアライン仕上げで統一されている。

ムーヴメントは、フォッシル(FOSSIL) グループ傘下のムーブメントメーカーである、スイス・テクノロジー・プロダクション(Swiss Technology Production )のCal.STP1-11を搭載。ETA社のCal.2824-2と比較してもパワーリザーブが約6時間長い44時間、精度も1日にプラス0秒からプラス15秒に調整されており、汎用ムーヴメントとしては満足度の高いスペックと言えるだろう。

【ブレモア:装着感をチェック】

周りと差をつける10万円台の実用時計【アメリカ西海岸の注目ブランド、ブレモア(BREMOIR)を実機レビュー】
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

ケースサイズは39mm、ラグからラグまでの上下幅は48.5mm、厚さ10.7mm(ベゼルを含む)、ラグ幅は20mm。通常、分厚いケースには見た目のバランスを考慮して厚みのあるベルトを装着することが多いのだが、前述したように、実寸よりもシャープな印象を感じさせる多面的なケースの造形により、薄く柔らかいカーフレザーベルトを採用しつつ良好なデザインバランスを確保している。

周りと差をつける10万円台の実用時計【アメリカ西海岸の注目ブランド、ブレモア(BREMOIR)を実機レビュー】
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

手首に沿うようにボトムをカーブさせたケースのフォルム、薄く柔らかいカーフレザーベルトにより、装着感も良好だ。

【ブレモア:まとめのコメント】

周りと差をつける10万円台の実用時計【アメリカ西海岸の注目ブランド、ブレモア(BREMOIR)を実機レビュー】
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

歴史的建造物や文化などからインスパイアされた時計は数多いが、モチーフとなった事物のエッセンスが薄いと個性に欠け、エッセンスが強すぎると色物キャラ的で子供っぽいニュアンスが強くなる。高級、カジュアルを問わず、モチーフのエッセンスをバランス良くとり入れたモデルは意外に少ないが、ブレモアは“クライスラービル”をモチーフにした意匠をふんだんに採用しつつ、クラシックスタイルのバランスの良いデザインに仕立てられている。

【問い合わせ先】
ブレモア(BREMOIR)公式サイト

文◎船平卓馬(編集部)

提供元・Watch LIFE NEWS

【関連記事】
【第4回-セイコー(プレザージュ&セイコー 5スポーツ)】3大国産時計の売れ筋モデルを調査、本当に売れた時計BEST3
【1位〜5位まで一挙に紹介します】“タイムギア”読者が選んだ、欲しい腕時計ランキングTOP10-後編
進化したエル・プリメロを搭載したゼニスの意欲作、“クロノマスター スポーツ”が登場
菊地の【ロレックス】通信 No.078|小振りで着けやすいベーシックな旧エアキング
アンティークの無名クロノグラフって知ってますか?