更に、鳴り物入りで導入されたBRTにも不安があります。
BRT(バス・ラピッド・トランジット(Bus Rapid Transit))という名の通り、通常のバスよりスピーディーに輸送ができる交通システムですが、一般道路通っているのではそれほどメリットがありません。
実際に運行が始まって、通常のバスと比べどの程度の快適性があるのか。今のところ不透明です。
新橋や虎ノ門に数分でアクセスできれば、大きな価値となりますが、渋滞に巻き込まれてしまえば、時間が読めない交通手段になり下がります。
晴海フラッグは、勝鬨と豊洲の間という距離的には利便性の高い立地ですが、交通アクセスが悪ければ「陸の孤島」になってしまいます。
駐車場問題はもはや根本解決できませんが、タクシーとBRTに関しては、住民本位で柔軟な対応をしてほしいと思います。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年10月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
【関連記事】
・「お金くばりおじさん」を批判する「何もしないおじさん」
・大人の発達障害検査をしに行った時の話
・反原発国はオーストリアに続け?
・SNSが「凶器」となった歴史:『炎上するバカさせるバカ』
・強迫的に縁起をかついではいませんか?