こんにちは!モスクワ在住のチェブラーシカです。
ロシア人に「好きな作家は誰ですか?」ときくと、多くの人が「プーシキン」と答えます。学校の授業でプーシキンの詩を暗唱することが多いので、自然と好きになる人が多いのかもしれません。
今回は、ロシア人に愛されるプーシキンゆかりの地をご紹介します。
プーシキンについて
プーシキンは、1799年にモスクワで生まれて1837年に決闘で短い生涯を閉じた偉大な詩人です。
「プーシキンの作品で知っているものは何ですか?」と訊かれて、皆さんは何が思い浮かびますか?
『エフゲニー・オネーギン』『ルスランとリュドミラ』『スペードの女王』『ボリス・ゴドゥノフ』『サルタン王物語』『金鶏』『ベールキン物語』『大尉の娘』『バフチサライの泉』『コーカサスの虜』...とスラスラとタイトルが出てくる人はかなりのプーシキン通ですね。
タイトルを見て「あれ?オペラやバレエになっている作品が結構ある。」と思った方もいるかもしれません。そうなのです。プーシキンの作品は、ロシアの作曲家がオペラやバレエにしているものがたくさんあります。
1. プーシキン生誕の地
プーシキンゆかりの地巡りは、バウマンスカヤ駅(3号線・青い地下鉄駅)から始めましょう。
<プーシキンが生まれた家があったと書かれたプレート>
偶然歩いていて見つけたプーシキンの生誕の地です。プーシキンは1799年6月6日に生まれました。当時の家は残っていませんが、「ここにプーシキンが生まれた家がありました」というプレートが残っている建物があります。その場所は、現在「プーシキンの名の学校」になっています。
そして、その家の前にプーシキンの銅像があります。後ろの茶色の建物が生まれた家があった場所です。
<現在、銅像の周りが工事中だったので、少し前の冬の写真です>
- 住所:Baumanskaya Ulitsa, 40, Moscow
- 最寄り駅:バウマンスカヤ駅(3号線・青い地下鉄)