X500の総括
話題のX500をいろいろみてきたわけですが、ハーレーとしては低価格、軽量のツーリングバイクとしてアピールできるのではないでしょうか。走行性能的にも500ccもあればストレス無く高速走行もこなせるでしょうし、足つきが悪くなっている代わりにX350より10cm高い最低地上高によりバンク角はより深いのでコーナーリングも楽しめると思います。ダートでもよほど荒れた林道のような道でなければ不安なくキャンプ場などにも乗り入れができると思います。
あえてX500とX350を表現するならX500はライトスポーツツアラー、X350はスタイリッシュなアーバンスポーツギア、といったところでしょうか。
特にX500は色々な楽しみ方を広げられるベースを持ち合わせているので、ハーレーが得意とする様々な魅力あるカスタムパーツのリリースが今から待ち遠しいですね。もちろんバリバリのレース仕様にするのもありだと思います。
X350、X500のカタログには国内の有名カスタムビルダーが作るカスタム車が12月に横浜で開催されるホットロッドショーに出品されるというコメントがありました。どんな作品に仕上がるのか楽しみです。まだ気が早いかもしれませんが、このXシリーズでアドベンチャーモデルが出たら面白いんじゃないかと。
350でも500でもいいのでぜひ今回のような思い切った価格設定で新たなハーレーファンの拡大をハーレーダビッドソンジャパンに期待しています。