「BLUETTI」AC300&B300の基本操作と接続方法を確認しておこう
まず、AC300のサイズは52×32×35.8cmで重量は21.6kg。B300のほうは52×32×26.6cmで重量は36.1kgあります。
300〜400Whクラスのポータブル電源と比べるととんでもない存在感で、腕力のない人は一人で運ぶのが難しいかもしれませんし、旅行用キャリーバッグくらいの大きさがあるので、保管場所にも注意が必要でしょう。
それでは、AC300&B300を使えるようにセッティングしてみましょう。まずは、専用ケーブルで2台をつなぎます。コンセントから充電するときは、AC300側に専用ACケーブルを接続しますが、B300と接続されていないと警告音が鳴るので注意してください。
AC300とB300のセッティング方法
AC300はさまざまな出力ポートを備えています。AC300の液晶ディスプレイ横にはDC出力があり、USB-C(100W)がひとつ。USB-Aは5V/3A=15Wと18Wがそれぞれ2つ(計4つ)装備されているほか、12V/24VのDC電源も備えています。
また、AC300の天板には15Wのワイヤレス充電が2つ用意されているので、ワイヤレス充電対応スマホを同時に2台充電することが可能です。
AC電源は20Aのコンセントを6個も備えていますので、さまざまな家電製品を同時に接続することが可能となっています。
AC300の出力ポートを確認
ちなみに、B300にも100W出力のUSB-C、18W出力のUSB-A、120V/10A出力のDC出力も搭載されています。DC出力ボタンをオンすれば、B300単品でもスマホやタブレットなどを給電できます。
B300の出力ポートを確認
AC300&B300のDC出力は? まずはスマホを中心にUSB充電をチェック!
それでは、実際にAC300&B300で充電してみましょう。まず、スマホ(USB Type-A)、スマホ(USB Type-C)、そしてノートパソコンを充電してみます。
USB-C(100W)でスマホを充電
USB-A(18W)でスマホを充電
USB-A(5V/3A)でスマホを充電
スマホを2台同時で充電
USB-C(100W)でノートパソコンを充電
また、天板には2つのワイヤレス受電が備わっていたので、iPhone 13を充電してみました。こちらはスマホを乗せたときは0W表示ですが、徐々に数値が上がっていき、最大10Wで充電することができました。
ただし、置き場所が少しズレるだけで、かなりW数が変化しますので置き場所には注意しましょう。
また、iPhone 11をもう1台用意して2台同時にワイヤレス充電してみたところ、20Wと表示されましたので、単体とときと同じで、しっかりそれぞれが10Wで充電されました。これはありがたいですね。
ワイヤレス(15W)でiPhoneを充電
ワイヤレス(15W)でiPhoneを2台同時に充電