BMWが考えた3列シートのコンパクトミニバンがグランツアラー
2シリーズ グランツアラーは、2015年2月に日本に上陸。
アクティブツアラーと同じFFベースで、BMW初のコンパクトクラスの3列シートMPV(マルチ・パーパス・ヴィークル)として登場しました。
日本には、ホンダ フリードやトヨタ シエンタなどのコンパクトミニバンが多く、日本車を研究、意識して開発されたと容易に想像できます。
3列シートにするために拡大されたボディサイズは、全長4,565mm×全幅1,800mm×全高1,645mmになりました。
パワートレーンは、初代アクティブツアラーと同様ですが、プラグインハイブリッドの用意はありません。
また室内も、アクティブツアラーと同様、2列目は130mmの前後スライドが可能な設計で、最後端にすれば広い足元空間が出現します。
いっぽう3列目は、シートサイズも足元も頭上空間もかなりタイトで、乗降時の開口部も小さく身長171cmの筆者の場合、乗り降りするだけでもひと苦労。緊急用の域を出ず、子どもでも狭く感じられるはずです。
2代目はデビューしておらず、BMWの3列シートコンパクトミニバンは初代限りとなりそうです。