国内の日本企業の中にも、完全に外国人向けのサービスに振り切って提供しているところも見られた。そうした店舗ではメニューや説明も英語(筆者は日本人なのに英語で説明された)、価格も強気だが「鮮度抜群の魚介を全部盛り!」のような高付加価値がついている。

日本人の旅行離れは、円安やインフレが主な要因となっているが、国内でもその影響は顕著だ。外国人観光客が高級ホテルや観光地で目立つ一方、日本人はそうした場から遠ざかっている。現金支払い拒否の店舗や高価格な商品も外国人向けにシフトしており、今後、国内観光がどう変化していくのか注目が必要だ。

 

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