高速道路でよく目にする「サービスエリア(SA)」と「パーキングエリア(PA)」。
渋滞していると、到着するまで非常に時間がかかる時も・・・。
ところで、この両者にはどのような違いがあるのでしょうか。
ここではSAとPAの違い、そしてハイウェイオアシス(HO)についても解説していきます。
目次
1.「サービスエリア(SA)」と「パーキングエリア(PA)」
1.1.二つの違いは?
1.2.設置間隔の基準がある
2.実際には見分けることは困難
2.1.レストラン・給油所のあるPAも
3.HO(ハイウェイオアシス)は何?
3.1.SA・PAに+α
3.2.日本一のHO刈谷ハイウェイオアシスが凄い!
4.まとめ
「サービスエリア(SA)」と「パーキングエリア(PA)」
「サービスエリア(SA)」と「パーキングエリア(PA)」は、どちらも高速道路と繋がっている休憩施設のことです。
では、どのような違いがあるのでしょうか?
二つの違いは?
国土交通省では、高速道路上の休憩施設は提供するサービスの内容や休憩施設相互の位置関係によりSAとPAに区分するとしています。
SAは休憩所や駐車場やトイレに加えて売店やレストランや給油所があることを前提としており、PAには駐車場とトイレの他に必要に応じた売店が備わっていることを前提としています。
つまり、違いはどのような施設があるかどうかということになるでしょう。
しかし、これについては明確な違いが明記されているわけではありません。
設置間隔の基準がある
SAとPAのどちらなのかを判断する際に1つの基準となるのが、それぞれの施設の設置間隔です。
PAはおおよそ15㎞毎に設置し、SAは50㎞毎に設置することが基準となっています。
しかし、高速道路は路線状況によっても変わるため、必ずしもこの距離毎にあるわけではありません。
また、規模によって区分されることもないので、SAよりPAが大きい場合と小さい場合の両方があります。
実際には見分けることは困難
SAとPAに関しては見分けることは難しいです。
そもそも、休憩施設という観点で見るのなら、別途で考える必要があまりありません。
レストラン・給油所のあるPAも
SAには売店の他にレストランや給油所が設置されていることも多いのですが、PAであっても設置されていることがあります。
これはよりドライバーにとって利便性を追求した結果なので、SAの方が勝っているということもPAの方が劣っているということもないのです。