スマートフォンが普及した現代においても、テレビを自宅に置いている家庭はいまだに多いと思われます。しかし、中には購入すると後悔してしまうテレビもあるとされています。無駄に買い直しなどを発生させないようにするためにも、良いテレビと悪いテレビの違いをご紹介していきます。
目次
絶対に買ってはいけないテレビメーカーの特徴
絶対に買ってはいけないテレビの特徴
絶対に買ってはいけないテレビメーカーの特徴
テレビは、スマートフォンが誰もの手にある現代においてもまだまだ家庭にあるものかと思われます。しかし、中には購入すると後悔してしまうテレビの製品やメーカーもあるとされていますが、どんなものは買うべきでないのでしょうか?
買ってはいけないテレビメーカー①保証期間が短すぎる
まずは、保証期間が短すぎるテレビ、およびメーカーです。長期間使用することを考えると、テレビは耐久性が求められる製品です。保証期間が短い場合、そのテレビが長期間にわたって正常に機能するかどうかに疑問を覚えることになるでしょう。
保証期間が短いテレビは、メーカー自身もその製品の品質に対してあまり自信を持っていない可能性があります。品質の不安定さがある場合、製品に問題が発生しやすく、その後の修理や交換が必要になるかもしれません。
かつ、それで保証期間が短いとなると修理が必要になった時には修理等を受けることができず、結局短いスパンで新しいテレビを買い直さなければならない、という事態になります。これでは、最初から保証がしっかりしているテレビを買った方が安上がりでしょう。
保証期間が長い場合、メーカーは製品の信頼性を示す意図があることがあります。一方、短い保証期間は、製造不良や製品の欠陥のリスクが高いかもしれないことを示唆しています。
また、テレビの保証期間が短い場合には短さへの不安だけではなく、メーカーのアフターサポートが不足している可能性も考えられます。問題が発生した際に、適切なサポートを受けることが難しいかもしれません。
買ってはいけないテレビメーカー②知名度が低い
続いて購入するべきではないテレビメーカーは、知名度が低いメーカーになります。基本的にテレビを購入する際に見るポイントとしては、テレビ自体の大きさや付帯している機能といったところが大きいのではないかと思われます。
しかし、無意識のうちかまたはそれ以前の前提問題として、知っているメーカーのテレビを選択している方も多いことでしょう。これは、メーカーが自分でも知っているレベルの有名なところであれば、安心して使えるという一種の信頼があるからとも言えます。
逆に言えば、名前を今まで知らなかったメーカーやSNS・通販でも口コミを見かけないメーカーはお勧めできません。というのも、知名度の低いメーカーの場合は保証が難しいという理由があるからです。
大手メーカーは、顧客に対するアフターサポートや保証サービスを提供する体制を整えています。しかし、知名度の低いメーカーは、アフターサポートが不安定な場合があり、製品に問題が発生した際の対応に難が生じる可能性があります。
特に、後にご紹介する相場に対して低すぎる価格のテレビというのは、よく見てみると知らないメーカーが製造元になっているケースが比較的多い様です。メーカーの認知度は、信頼度の裏返しといってもよいでしょう。
買ってはいけないテレビメーカー③テレビに特化していない
テレビに特化していないメーカーのテレビも、胸を張って推奨できるとは言えません。一般的に、大手のテレビメーカーは品質管理と信頼性に優れているのはこれまでの説明の中でも触れてきた通りです。
テレビのメーカーといえば、で誰もが思い浮かぶメーカーであれば、それだけ認知される分テレビの開発に携わり続けてきたメーカーであるとも言えるでしょう。逆に、先に触れた通り知らないメーカーだと歴史や経験も浅いと言わざるを得ません。
近年のテレビは、スマート機能やアプリなどのソフトウェアも重要な要素となっています。特にこの辺りに関しては大手メーカーは定期的なソフトウェアアップデートを提供し、機能やセキュリティの向上を図っています。
また、テレビメーカーなら画質や機能の向上に積極的な投資を行っており、最新のテクノロジーを導入しています。一方、テレビに特化していないメーカーは最新の技術や機能を導入するのが難しく、画質や機能に制約があるかもしれません。
とはいえ、特化したメーカーでなければいけないという話ではありません。事実ソニーやパナソニックをはじめとしたメーカーも、機器は様々手掛けていますが優れたテレビを開発しています。
買ってはいけないテレビメーカー④低価格すぎる
そして、低価格すぎるテレビも購入するのは控えた方がよいでしょう。家電全体で見てもテレビの価格帯は高めですから、なるべく安めにしておきたいという方が少なくないのも分かります。
しかし、基本的に高いはずのテレビが安いのにはそれなりに理由があるのです。例えば、原価を抑えるために製造工程を省いている、画質や音質の精度が低い、先に挙げた保証期間が短いといったものが代表的です。
画質や音質が低い、故障しやすい、長持ちしないなどの問題が発生する可能性もあります。結果として短期間で故障したり、満足のいくテレビにならずに結局買い替えをすぐに検討するというケースも十分想定されます。
割り切って使う前提であればコストパフォーマンスは高くなりそうですが、普通に使うテレビを購入するのであれば初期コストの高い低いで選択すべきではないと言えます。価格には相応の理由があるので、予算としっかり相談するべきです。
絶対に買ってはいけないテレビの特徴
この様に、テレビメーカーも現在では増えてきた中で後悔しないテレビを使い続けるためにはメーカー自体が信頼できるところであるかを見極める必要があるのです。続いては、買うべきではないテレビの特徴についてです。
買ってはいけないテレビ①用途に合っていない
まずは、用途に合っていないテレビです。用途に合っていないテレビは、必要な機能が不足している可能性があります。たとえば、ゲームをプレイしたり高解像度の映像を楽しむ場合、十分な性能や解像度を持つテレビが必要です。
昨今はテレビも優れた性能を備えているモデルも多くなりました。ハイビジョンやフルハイビジョンをはじめとして、非常に美しい映像を映すことのできる4K対応、更に美しい8K、有機ELディスプレイといったように様々です。
優れた性能のテレビを購入すれば万事問題ないという訳でもありません。例えばBSやCSでは4Kでの放送が始まっていますが、始まった年は2018年と割と近年であり、地上デジタル放送ではまだ4K放送が始まっていないのです。
現在4K放送に対応しているのは、先述したBSおよびCSと、インターネット動画配信サービス、ケーブルテレビになります。ただ、だからといって4Kテレビは宝の持ち腐れになってしまうかといえばそんな事はありません。
先に述べた通り動画配信サービスも4Kには対応していますので、映画や動画を高画質で視聴したいのであれば4Kチューナーを内蔵しているテレビだとうまく使うことができるでしょう。
買ってはいけないテレビ②サイズが合っていない
続いては、サイズが合っていないテレビです。テレビの画面サイズは、選ぶうえで最も重要視するべき点であるとも言われています。大きな画面のテレビに憧れる方は多いでしょうが、大きければ見やすいと一概に言う事は難しいです。
部屋がそこまで広くないにもかかわらず見合わない大画面のテレビを導入しても、居心地が悪く圧迫感のある視聴環境になってしまうのです。こうなると、映像に集中することも難しくなってしまうでしょう。
テレビのサイズが合っていないと、画面が小さすぎたり大きすぎたりして、映像やテキストが読みにくくなってしまいます。視聴する時の満足度が低下して、番組や映画を楽しむことが難しくなるかもしれません。
テレビの大きさは、その画面の大きさだけではなくサイズが部屋の大きさにマッチしているかも考えてみましょう。12畳以上などの広い部屋なら大画面で良いですが、10畳以下などであれば24インチ等のテレビでも十分なサイズです。
買ってはいけないテレビ③使わない機能が多い
使う事のない機能が多いテレビも、満足度が低くなってしまいます。先に述べている通り、最近のテレビは様々な便利な機能や映像を美しく映す機能などが備わっているモデルも多くなりました。
4Kチューナー内蔵、LEDバックライト、Wi-Fi接続可能や裏番組録画機能などが代表的な付帯機能といえるでしょう。これ以外にも豊富な機能があるので、中には使い切ることができない機能が含まれている可能性もあります。
多機能のテレビは操作が複雑になる場合があります。使いたい機能を見つけるのが難しかったり、複雑な設定が必要だったりすることもあり、かつ機能が多いとその分価格も高い傾向があるので使わない機能にお金を支払うのは無駄な出費となります。
先に挙げた機能達は、押さえておけば綺麗な画質で動画視聴を楽しむことができるでしょう。HDMI端子などに関しても、外付けHDD、Blu-rayプレーヤー、ゲーム用と3つほどあれば足りない事にはなりにくいでしょう。
買ってはいけないテレビ④使いたい機能・性能がない
機能が多すぎるのも考えものですが、逆に使いたい機能が備わっていなかったり、性能が自分が使いたい用途に見合っていないテレビも間違いなく不足を感じ不満を覚えることになるのは容易に想像できます。
テレビは長期間使用する家電製品の一つです。使いたい機能や性能がないテレビを購入すると、後で満足できなくなる可能性が高く結果的に無駄な投資になることがあります。どうせなら、最初から自分に合った性能や機能のあるテレビを使いたいところです。
大抵の人が使う機能としては、Wi-Fi接続可能、HDMI端子の接続数、裏番組録画機能などが挙げられます。Wi-Fiに繋げられれば簡単な設定でYouTubeを見られたり、裏番組録画ができれば複数の番組の録画ができるなど便利です。
テレビの機能や性能は進化しています。今は必要ないかもしれない機能や性能が、将来的に必要になることも考えられます。将来のニーズに対応できる余裕を持ってテレビを選ぶことも必要になる可能性は十分にあると言えるでしょう。