掃除方法

ドラム式洗濯機の掃除は難しくない! お手入れの方法や注意点を具体的に解説
(画像=『BCN+R』より 引用)

 最後に、以下の各部分の掃除方法について紹介します。

■洗濯槽
■乾燥フィルター、排水フィルター
■洗剤投入ケース
■ゴムパッキン

 紹介する手順を参考に、自宅のドラム式洗濯機を掃除してみましょう。

洗濯槽

 塩素系クリーナーを使用するドラム式洗濯機の掃除手順は、以下のとおりです。

【準備するもの】
・洗濯槽クリーナー(塩素系)

【手順】

  1. 洗濯槽に水を溜める
  2. 水を溜めた洗濯槽に塩素系クリーナーを入れる
  3. 洗濯機を約10分間運転させ、浸け置き(4~6時間)する
  4. 通常コースで洗濯をする(※衣類を入れないこと)

 洗濯槽の洗浄コースがあれば洗濯槽洗浄コースにし、ない場合は標準コースを使って洗濯機を回しましょう。洗いから脱水まで回せばOKです。その後、洗濯機のドアを開けて、洗濯槽の内部をしっかり乾燥させてください。

乾燥フィルター、排水フィルター

 次は、乾燥フィルターの掃除方法について解説します。ゴミが溜まったまま運転すると、乾燥ムラが起きたり、乾燥に時間が長くかかったりするでしょう。

【準備するもの】
掃除機

【手順】

  1. 乾燥フィルターを取り外す
  2. 掃除機で汚れを取り除く
  3. 乾燥させてから洗濯機本体に取り付ける

 乾燥フィルターは、引っ張れば簡単に取り外せます。乾燥フィルターは2枚とも取り外してください。その後、掃除機を使って乾燥フィルター内にあるゴミやホコリを取り除きましょう。

 汚れがひどいときは、ぬるま湯に浸け置きしておくと汚れが取れやすくなります。汚れが取れたら、洗濯機本体に戻してお手入れ完了です。水洗いした場合は、しっかり乾燥させてから取り付けてください。

 続いて、排水フィルターのお手入れ方法についてレクチャーします。排水フィルターは、排水時に出た糸くず・ゴミなどを溜めておくための部品です。ゴミが溜まったままだと目詰まりを起こし、水の流れが悪くなってしまいます。

【準備するもの】
柔らかいブラシ/古い歯ブラシ

【手順】

  1. 脱水運転をする
  2. 排水フィルターを取り外す
  3. 排水フィルターに溜まったゴミを取り除く
  4. 排水フィルターを本体に戻す

 排水フィルターを外すときに大量の水があふれ出てくるのを防止するために、脱水運転をしておきましょう。脱水運転後に排水フィルターを本体から取り外してください。柔らかいブラシや古い歯ブラシで、排水フィルター内に残っているゴミを取り除きましょう。

 ゴミや汚れを取り除いたら、洗濯機本体に戻します。

洗剤投入ケース

 洗濯のたびに使用する洗剤投入ケースは、汚れが付着しやすい場所です。掃除しないでおくと、洗剤が固まって取れにくくなったり、カビが発生したりする原因になります。掃除の手順は、以下のとおりです。

【準備するもの】
スポンジ/雑巾

【手順】

  1. 洗剤投入ケースを取り外す
  2. スポンジや雑巾で汚れを取る
  3. 乾燥させてから洗濯機本体に取り付ける

 まずは、洗濯機本体から洗剤投入ケースを取り外します。その後、スポンジや雑巾などで汚れを拭き取りましょう。汚れがひどいときは、ぬるま湯に浸け置きしてから拭くと、汚れが簡単に取れます。

 汚れが取れたら水分を拭き取って、しっかりと乾燥させましょう。乾燥したら本体に取り付けて、掃除は終了です。

ゴムパッキン

 最後に、ゴムパッキンをお手入れしましょう。ドア部分に付いているゴムパッキンには、裏にゴミやホコリが溜まっていることがあります。掃除の手順は以下のとおりです。

【準備するもの】
スポンジ/雑巾、台所用洗剤

【手順】

  1. スポンジ/雑巾などを濡らしてゴムパッキンを拭く
  2. 汚れがひどい場合は、台所用洗剤を使って拭く

 まずは、スポンジや雑巾を濡らしてゴムパッキンを拭いていきましょう。裏側や溝部分にもゴミが溜まっている可能性があるため、きちんとチェックしてください。

 汚れがなかなか取れない場合には、台所用洗剤の使用がおすすめです。洗剤をタオルやスポンジにしみこませてから拭くと、汚れを落としやすくなります。

提供元・BCN+R

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