ドラム式洗濯機を使っていても、お手入れをしたことがないという人もいるかもしれません。この記事では、ドラム式洗濯機の掃除方法を詳しく解説します。
掃除方法はもちろん、掃除に必要な道具やおすすめの掃除頻度などもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてください。
ドラム式洗濯機の掃除場所と掃除頻度
ドラム式洗濯機の汚れやすい場所は、以下のとおりです。
■洗濯槽
■乾燥フィルター/排水フィルター
■洗剤投入ケース
■ゴムパッキン
■防水パン
■排水口 など
「服の洗濯はするものの、洗濯機の掃除はしたことがない」という人は意外と多いかもしれません。しかし、洗濯槽の掃除は大切なものです。掃除をせずに放置していると、カビが洗濯槽の裏側に生えてしまい、異臭を発生させる原因となります。異臭が洗濯物に移ってしまう場合も考えられるため、定期的な掃除を心がけましょう。
乾燥フィルターやドアに付属しているゴムパッキンなど、部品も忘れずに掃除しましょう。防水パンや排水口も、知らない間に汚れが溜まりやすい部分です。
防水パンとは、洗濯機の下に設置されているプラスチックの板状のもので、浸水防止の役割を担います。洗濯機の下を見ることはないかもしれませんが、洗剤こぼれやホコリなどが溜まっていることが意外とあるものです。水が溜まっていたり、カビが生えていたりしている可能性もあるため、こまめにチェックしましょう。
各部分の掃除頻度は、以下のような目安です。
洗濯槽や洗剤投入ケースなどは、最低でも月に1回はお手入れしたいところです。乾燥フィルターは乾燥機を使うときに点検して、ゴミを取り除きます。排水フィルターは詰まりを起こしやすいため、1~2週間に1回の掃除を心がけましょう。
忙しい場合は、洗濯槽や防水パンなどの掃除は、2~3カ月に1回でも問題ありません。なお、洗濯槽を空の状態で3日に1回程度風乾燥運転すると、黒カビの繁殖防止が期待できます。
必要な道具
ドラム式洗濯機を掃除するときは、以下のような道具を準備しましょう。ホコリや汚れが気になる場合は、マスクやゴム手袋を着用して掃除してください。
・洗濯槽クリーナー(塩素系)
・掃除機
・スポンジ
・柔らかいブラシ/古い歯ブラシ
・雑巾
・台所用洗剤
・マスク
・ゴム手袋
ドラム式洗濯機の掃除をするときは、塩素系クリーナーが活躍します。酸素系クリーナーは多くの水を使って長時間浸け置きする必要があり、ドラム式洗濯機の掃除には不向きです。
塩素系クリーナーの特徴には、高いアルカリ濃度でカビを分解できる点が挙げられます。塩素系クリーナーの高い洗浄力で、ドラム式洗濯機をキレイにしましょう。