近年、高額な治療薬が保険適用になっています。
参照:高額な年間480万円のアルツハイマー病治療薬「ドナネマブ」が保険適用に アゴラ
そのために薬価を下げ過ぎられたジェネリック医薬品(後発薬)が品質管理ができずに出荷停止になっています。必要な薬剤が深刻な供給不足に陥っているそうです。
参照:ジェネリック医薬品が深刻な供給不足に:薬価が下がったのは誰のせい? アゴラ
薬価を抑えるためのしわ寄せは抗生物質や麻酔薬などにまで及んでいます。
抗生物質や様々な薬が不足していることは知っていたけれど、麻酔薬もですか。こうなってくると、戦時治療でひどい目にあいますね。薬の安全保障の記事を一時期ずっと書いていたけれど、またそっちも追わないといけないかもしれないね。 NRZybjk
— 小笠原理恵 (@RieOgaWEB) October 3, 2024
高額療養費制度も国家を揺るがす制度になりつつあります。これでは全く「保険」の体を成していません。
高額療養費制度について説明するのが、とても辛い。
後期高齢者は自己負担8000円 or 15000円で最高級医療受け放題(他の優遇で無料の世帯も少なくない)。予後を少し延長するかしないか程度の効果しかない、超高額な手術•抗癌剤•生物学的製剤•認知症薬…… ICZGgtO pic.twitter.com/1LU3WasYXC
— くず (@premiumrarara) August 3, 2024
医学の勝利が国家を滅ぼす
健保連は、増大する医療費や高額な医薬品の普及により財政が圧迫されていると訴えていますが、なぜ制度を変えることはできないのでしょうか。
【新着記事】アゴラ編集部: 健保組合の半分が赤字で「高齢者も窓口負担を3割に」と要望 N0gLKB1tLd #アゴラ
— アゴラ (@agora_japan) October 3, 2024