この変革をリードするWhatfixは、2021年の資金調達ラウンド以降、年間経常収益(ARR)が4.5倍に増加。3年連続でDeloitte Tech Fast 500のトップDAPに選出されているほか、Microsoft、Salesforce、Infosys、Accentureなどといった著名企業へサービスを提供する実績を持つ。

アプリケーションのユーザー化で先駆けるWhatfix

Image Credits: Whatfix

Whatfixは、企業が投資対効果を最大限に高めることができるように、アプリケーションの「ユーザー化(Userization)」というコンセプトを先駆的に提唱している。同社は、いままでのDX推進においては利用者がアプリケーションに適応する責任を負わされてきたと指摘し、本来は「アプリケーションが利用者に適応する責任を負うべきだ」と言及。DAPをはじめとする自社の製品群全体に生成AIを統合することで、この利用者ファーストのアプローチを加速し、優れたアプリケーション体験を提供することができるとしている。

同社CEO兼共同創業者であるKhadim Batti氏は、このように述べる。

企業はDXの複雑さに直面するなかで、優れたアプリケーションの利用体験を提供するためにはどうすべきなのか、そのプレッシャーはますます高まっています。Whatfixの革新性は2021年以降、4つの新製品をリリースし、5件の米国特許を取得し、さらに18件が申請中であることからも明らかです。今回の資金調達によって業界に新たなイノベーションを加速させ、顧客に提供する価値を強化します。これは『ユーザー化』の未来を構築するための追い風となるでしょう。

Whatfixは2021年以来、4,100人以上のDAP専門家を育成しており、今後も多くの専門家を育成することにコミットしている。