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マツダ ロードスター
ルノー カングー(3代目)

マツダ ロードスター

アウトドアでも都会でも。映えるアースカラーのおすすめ車
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

マツダ ロードスターは、ピュアスポーツカーとして世界中のオーナーたちに愛された、車好きなら誰でも知っているオープンスポーツモデルです。

現行モデル(ND)は4代目にあたり、2015年から販売されているロングセラーです。

2シーターでFRというコンセプトは初代のNAロードスターから不変。現在のNDは、それに最高出力97kW(132PS)の1.5Lエンジンを搭載しています。

用意されるアースカラーは「ジルコンサンドメタリック」と呼ばれる、カーキとオリーブドラブの中間のようなメタリック色です。

ちなみにジルコンサンドというのは、溶かした金属を型に流し込んで成型する鋳造型のもとになる丸みをおびた砂のこと。

CX-5やMAZDA3、CX-30などにも採用されているカラーですが、あえてスポーツカーのロードスターをピックアップしました。

ロードスターは、気候のいい時期に幌を開けて走ることを想像するだけでワクワクできる日本では数少ないオープンモデル。

走るためのアフターパーツはもちろん、ホイールのバリエーションも豊富。購入後もいろいろ楽しめそうな1台です。

ルノー カングー(3代目)

アウトドアでも都会でも。映えるアースカラーのおすすめ車
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

正規輸入車で、多くのクルマ好きがイメージするアースカラーの車といえば、ルノー カングーです。2002年に日本へ導入され、2023年には3代目カングーが発売されました。

導入当初はややマニアックなイメージもあったカングーですが、初代に対しひとまわり大きくなった2代目が2009年に販売を開始すると、徐々に販売台数を伸ばし、気づけばすっかり市民権を獲得。

日本のカングーのユーザーからは、2代目がデカングー、初代はコカングーと親しみをこめて呼ばれます。

このカングーには、いくつもの特別限定車が存在しました。

ただし特別限定車といっても国産車とは少し違って、カラードバンパーの標準車に対して、塗装されていない樹脂バンパーとドアミラーカバーというグレードダウンされた仕様が多かったことも特徴です。

特別限定車はいつも抽選販売になるほどの人気で、毎年のように特別なカラーをまとった限定車が販売されました。

なかでもカングー2の特別限定車に用意されたアースカラーは、くすんだ黄色が特徴的な「ジョンカーキ」とシックなイメージの「グリアーバン」、若草色の「ヴェールシトロンメタリック」、深いグリーンの「ヴェールジャッドメタリック」、南仏の砂浜をイメージした「ベージュカマルグ」と枚挙にいとまがありません。

とくにフランスの南プロバンス、サントロペの空と海をイメージした「ブルードラジェ」は、当初200台限定だったものが予想以上の人気で後に200台が追加で用意されました。

発売されたばかりのカングー3ですが、早くも限定車「ヴァリエテ」が用意されました。

フランス語でいうところのアーバンなグレーという意味の「グリアーバン」というボディカラーをまとったヴァリエテは、最低限の装備の道具感がポイントです。

スライドドアは手動、ホイールはスチールという質素な装備は、国産ミニバンを見慣れた目には奇異に映りますが、「これでいいんだ」と思わせる謎の魅力があるようです。

ルノージャポン主催の「カングージャンボリー」には毎年千台を超えるカングーが全国から集まるイベントですが、限定のアースカラーで参加すると目立つこと請け合いです。