アースカラーとは、地球の土地や植物、海などをイメージさせる色のことです。
輸入車などでは、かなり昔から採用されていましたが、ここ数年は日本車にもその波が押し寄せてきています。
またSUVブームによって旧いSUVが注目されるようになったのと平行して、アースカラーに全塗装された中古車を見かけるようになりました。
そんなアースカラーをまとったおすすめ車両をセレクトしてみました。
目次
落ち着きと品の良さが漂う。それがアースカラー
トヨタ シエンタ
落ち着きと品の良さが漂う。それがアースカラー
一節には車のボディカラーと景気は連動していて、景気が悪くなると、売るときに少しでも高い色を選ぶため、白やグレー、黒が増える傾向にあると言われます。
そんな意味では、現在はやや景気が上向いているのでしょうか?
ともあれSUVとアウトドアの流行を追うように、ここ数年のメーカーは新車のボディカラーにアースカラーを用意するようになっています。
ここでは、新車でアースカラーが選べるモデルをさまざまなジャンルからピックアップして紹介します。
トヨタ シエンタ
トヨタのコンパクトミニバンがシエンタです。2022年のモデルチェンジを受けて、シカクとマルを組み合わせたファニーな印象のエクステリアデザインになりました。
カタログに設定されるアースカラーは「アーバンカーキ」と「ベージュ」。
とくに新型シエンタのイメージカラーとなっているアーバンカーキは、落ち着いたイメージでアウトドアでも街中でもマッチしそうです。
全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,695mmの5ナンバーサイズのボディは、コンパクトカーのアクアと比較しても200mmほど長いだけですので、狭い路地でもそれほど苦労することはないでしょう。
ミニバンが欲しいけれど、大きなサイズは駐車場に入らない、運転する自信がないという方には、ぴったりです。
室内は、2列シート5人乗りと3列シート7人乗りを用意。
パワートレーンは、ハイブリッドと1.5Lのダイナミックフォースエンジンの2種類で、駆動方式はガソリンがFFのみ、ハイブリッドはFFとリアにモーターを追加したE-Four(4WD)も選べます。
ハイブリッド車(7人乗り)のWLTCモード燃費は脅威の28.5km/Lを実現。
オートスライドドアなど、国産ミニバンではあたりまえの機能もきちんと装備されていますし、3列シート車ならの後ろ2列ぶんのシートを畳むと奥行き1,525mの空間が表れ、子供の塾帰りに突然の雨で自転車ごとお迎えなんていうシチュエーションにも対応します。
安全装備のToyota Safety Senseは全車標準装備。駐車場アシストの「トヨタチームメイト アドバンストパーク」は、Zグレードだけにオプション設定されています。
さらにアフターパーツメーカーから、シートカバーや車中泊アイテム、ルーフラックやラダーといったパーツが発売されていますので、自分だけのオリジナルシエンタを完成させることもできます。