よく「仕事は人脈が大事」という話があるが、サラリーマンは社内に限定される事が少なくないのであまり人脈は関係ない。一方で独立すると人脈は直接仕事に影響する。仮に自分がすべての仕事を失っても、それを関係者に知らせれば誰からか即仕事をもらえる自信がある。人脈は独立後の方が圧倒的に重要になるのだ。

もちろん、人脈を「自分に都合のいい人リスト」みたいに考えるテイカー思考は論外であり、一緒に気持ちよく仕事ができる人リストのギバー思考であることは大前提だ。

サラリーマンと独立した人とでは、時に真逆と言えるほど感覚が違う。自分は昔ガチガチのサラリーマン思考だったが、立場が変われば感覚もあっという間に変わってしまう。時々、取引先の担当者や営業マンと会話してかつて持っていたが今は変化した「サラリーマンの感覚」に触れるたびに遠い昔の思い出のアルバムを開いたような懐かしさを覚えることがある。

 

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