また、合格ラインから逆算した自己分析も可能になり、より効果的に就職活動を進めることができるようになる点もポイントとのこと。

現役就活生がデモンストレーションを実施

9月24日に開かれた記者発表会では、現在、就職活動をしているという武庫川女子大学3年の伊藤あゆみさんが「REALME」を実施。

伊藤さんが学生時代に力を入れたこととして、インターンの経験を語ると、ナビゲーションキャラクターであるみらいモグラのミラーくんが内容を認識したうえで次の質問をしていました。

その結果発表では、伊藤さんの志望する複数企業の判定も確認。

伊藤さんは、「志望企業に合格した人との比較データを見て、自分では自覚していなかった強みを認識できた点がよかった」と使い勝手に満足した様子でした。

「ABABA」の既存データを活用

同社がこれまで提供してきたダイレクトリクルーティングサービス「ABABA」では、累計学生7万人が登録し、170万通のスカウトが送られてきたのだといいます。

この実績から、新卒採用での最終面接の目的は大きく分けて「入社意向の確認」と「相対的な評価による優秀人材の抽出」の2つがあると分析。つまり、最終面接の手前での面接や面談・ES・Webテストにおける合格ラインは判明しているそうです。

「REALME」では、ABABA利用の企業のうち1,200社から評価項目の定量データを取得しています。このデータを基に「REALME」での内定判定につなげることで、就活生と企業側の双方における採用活動の効率を大幅に向上を目指していくとのことです。

<参照>

AI面接で内定判定を出す 就活版 全国共通模試『REALME(リアルミー)』提供開始