就職支援サービスを提供する株式会社ABABAが就活版全国共通模試サービス「REALME」を提供開始しました。

30分ほどのAIとの面接で、自分の志望企業の内定判定をA+からEまでの10段階評価で示すというサービスです。

使い方は?

就活生は無料で利用ができ、チケット1枚で1度のAI面接を受けられます。登録時にチケット2枚が配布され、プロフィール登録や友達紹介でチケットを増やすこともできます。

利用方法は「REALME」でAIと音声対話による面接を実施。その対話内容をもとに、新卒採用において重要視される35の項目から14の能力を点数化。

結果を見たい企業を選択すると、企業の内定判定を確認できるのだといいます。

14の能力グラフと35の項目

AI面接で測られた「就活生自身の能力」と「志望する企業の最終面接まで進んだ就活生の平均能力値」を比較できるほか、就活生へは14の能力ごとのフィードバックも受けることができるそうです。

さらに、志望企業の合格ラインを超えている就活生とAIの対話内容や、自分と同じ経験・アピールポイントについて話した就活生の自己PR・ガクチカ・価値観などをテキストで確認することも可能とのこと。

自己分析や面接対策を第三者のプロ目線から

同社によれば、一般的な就職活動における自己分析や面接練習は自身のなかで完結することになってしまいがちで、プロに相談したい就活生も多いといいます。

このニーズに応えるためのサービスとしては、人材紹介企業のキャリアアドバイザーによるアドバイス提供が存在しますが、同社代表取締役CEOの中井達也氏は「ビジネスモデルが紹介報酬制のため、学生をクライアント企業に送ることに重点が置かれがち」と実情を語りました。

こうした課題にも着目したという「REALME」。同サービスを活用することで、第三者目線から適格な自己評価を受けることが可能になると強調します。