棚田に続く道の脇に流れる水は鞍掛山に水源をもつ湧水。先人は湧水が出る場所を熟知していたことからこの地に棚田を開きました。
22件の農家が今もここで米を作り続けていますが、後継者不足で休耕田もあります。平成11年に「つなぐ棚田遺産」に認定されて以来、小学生の稲刈り体験や収穫祭、景観維持活動などさまざまな取り組みで日本の原風景を守る活動を行ってきました。わたしたちも棚田で取れたコメを積極的に食べていつまでもこの景色を守れるよう、微力ながら貢献していきたいですね。
編集部より:この記事はトラベルライターのミヤコカエデ氏のnote 2024年6月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はミヤコカエデ氏のnoteをご覧ください。