■それにしてもこの公園、ノリノリである

1992年、「海外旅行が難しい人に世界を見せたい」という思いから、石のレプリカで建物や遺跡を作った太陽公園がオープン。

一見普通のローソン、とんでもない立地条件に目を疑う 完全に「異世界転生」と話題に…
(画像=『Sirabee』より引用)

施設の詳細について、太陽公園の担当者は「自然豊かな広い園内は凱旋門、兵馬俑、万里の長城、ピラミッドなど、世界の石の文化や建築物を見ながら散策できる『石のエリア』と、モノレールに乗って山頂にあるドイツのノイシュヴァンシュタイン城をモチーフとした『白鳥城』を見学できる『城のエリア』の2つの見学エリアがございます」と説明する。

一見普通のローソン、とんでもない立地条件に目を疑う 完全に「異世界転生」と話題に…
(画像=『Sirabee』より引用)

この白鳥城こそが、今回話題となった写真に写っていた異世界感漂う城だったのだ。白鳥城のふもとは入場無料エリア「ウェルカムハウススワン」となっており、レストランやカフェ、お土産ショップを完備。

一見普通のローソン、とんでもない立地条件に目を疑う 完全に「異世界転生」と話題に…
(画像=『Sirabee』より引用)

さらには世界の民族衣装の有料貸出(女性の入園者限定)やスタンプラリー、宝探し、クイズラリーなどがあり、異世界転生を楽しみつつ、1日中ゆっくり遊べるスポットとなっているのだ。

2009年に建設された白鳥城は「世界で一番美しい」と謳われるドイツのノイシュヴァンシュタイン城をモチーフに、3分の2スケールで再現したもの。

担当者は「ドラマや映画の撮影にも多く使われている同城内では、シーズン毎に作品の入れ替えがある『トリックアート(AR)』を開催しています。ぜひカメラを持って、面白い写真を撮りに来てください!」と、その魅力について語ってくれた。

白鳥城内はバリアフリーになっており、車椅子の利用客も違和感なく見学可能。車椅子だけでなく、ベビーカーもそのまま乗車できるモノレールに乗って約3分で辿り着ける、老若男女に優しい異世界なのだ。