■解体は民間任せ
世界3大メガソーラー施設に入るパヴァガダ発電所を監督するナラナイア・アマラナートさんは、「廃棄物管理に規制はあるものの、その責任は主に太陽光発電所を所有する民間企業にある」と話している。また、解体された部品は業者に売却されているはずだが、実際にどう使われているのかは把握していないのだという。
ソーラーパネルには、金属フレームやガラス、銅や銀、シリコンといった多数の材料が使用されているため、リサイクルするには物質ごとに分類する必要がある。しかし、インドのソーラーパネルを解体する業者は、十分な道具や施設が整備されているわけでなく、すべて手作業で分解されているのだという。