さて本命のイカ用のタックルはメバリングロッドを使用する。6.4ftの少し張りのあるタイプでPE0.5号にフロロリーダー2号をセットする。いわゆるライトケンサキ仕様のセッティングとなる。

本命はケンサキイカ(アカイカ)なのでアオリイカ程の激しいシャクリは必要なく、餌木をフワっと持ち上げる程度の誘いで十分である。向かい風が気になるが2.0号の餌木をフルキャストして20秒程沈める。今回はヤマリアのナオリーレンジハンターを中心に使用する。2投目、中層からのシャクリでヒット。既にイカは寄っていたようだ。

少しの抵抗の後、上がって来たのはアオリイカ。十分に墨を吐かせて抜き上げ。サイズ的には先日の和歌山のアオリイカに比べて少し小さいが、先ずは1杯目といったところ。リリースして再度ケンサキイカを狙う。

本命ケンサキイカも顔見え

アジングライトの効果が出て来たのか目の前は小さなイワシで一杯になって来た。よく見るとアジも寄っており、その周りにアオリイカが時折漂っている。魚が見えるとつい狙ってしまう悲しい性分でアジをサイトフィッシングで狙ったり、はたまたエギングに切り替えたり忙しくなって来た。

今日の調査はケンサキイカと切り替えて再度エギングに集中。沖から順番に探って来る。少し潮が効き出したかなというタイミングで餌木にヒット。引きが弱いが…。シルエットから見てケンサキイカだ!こちらも十分に墨を吐いて貰い、抜き上げて記念撮影。

大阪泉南の堤防エギングでアオリイカとケンサキイカ合計10杯をキャッチ!【小島漁港】今季初のケンサキイカを釣る事ができた(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

今日は調査のつもりなのでリリース。遂に今年も始まった。隣のとっとぱーく小島では夏の前半から釣果は僅かに出ていたので小島漁港もやはり始まっていたのだ。まだまだ調査を続行。面白いくらいに連続でヒットが続くが全てアオリイカであった。

今年も晩夏から初冬にかけての風物詩であるケンサキイカが回り始めた。アオリイカを含めて10杯がヒットとなり今後の釣果に期待が持てる結果となった。

大阪泉南の堤防エギングでアオリイカとケンサキイカ合計10杯をキャッチ!【小島漁港】アオリイカが連続ヒット(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)