ブリもメジロ(ワラサ)もいますが、主はハマチ(イナダ)狙いになります。当然タックルもライトになり、ジグも100〜120gを使い、よく動くように潮切れの良い1.2号のPEラインです。根ズレさえなければメジロサイズでもなんとか取り込める、最近のタックルは優秀です。

明石沖ボートジギングでハマチ11匹をキャッチ【兵庫】シーズン本格化でさらに期待大2日間にわたって使ったジグ(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

ライトタックルのおもしろさは、ジグの動きの変化が読めたり、魚の引きをダイレクトに受けて曲げて楽しむができる点です。ハマチクラスをブリ狙いのタックルで釣ってもあっけなく面白くもありません。

ライトタックルだとコツンとジグに反応したのを喰わすゲーム性が倍増して、引きも楽しめるという好きな釣りです。型ものに根ズレで飛ばされるまで、この1号タックルを使います。

ジグのウェイト

夏にツバス(ワカシ)だった若魚たちが、ひと潮一寸の成長をして40cm半ばになってきました。よく食べ脂も載ってパワフルです。胃の中はイワシがたくさんで、そのサイズが100〜120gジグと同じくらいです。小さいジグの方が優位性は強く、しかもこの場合同サイズなります。

潮は、約3ノット台(秒速1.5〜2m)の流れがあり、軽いジグは潮に押されてしまうので、その潮切れを良くするために細いPE1.2号のメリットが出てきます。

秋深くなれば、釣れる魚のサイズも違ってくるので、150〜200gジグにPE2〜3号になり、魚とジグサイズが使えるラインやタックルも変化をさせます。ひとりでボート釣りですから乗合船のように隣との干渉もないので、軽いジグや細いラインも使いやすいです。

1日目:ハマチを4匹キャッチ

2日間の釣行予定1日目。夜明けに出航、1時間走って6:40から釣り開始。水深30-20mのカケアガリを狙う第1投が、水深の半分ほどでフワッと止まります。瞬間的に走られ、止まらずにサオにも溜められず、クラッチを入れた途端にライン切れの不細工なことをしました。ボーっとしていた不意打ちです。