同社公式サイトでは、実際の利用者の声も掲載されている。なお基本的な機能は無料で使えるが、Briskには有料のサブスクプランも用意されており、より高度な評価機能を求めるニーズにも対応する。
新機能「Brisk Boost」ではAI教育アクティビティを簡単に作成
同社は新たに、オンラインコンテンツからインタラクティブなAI学習教材を作成する新機能Brisk Boostを発表した。教師はこれを使うことで、簡単な操作のみで、オンラインリソースをAI教育アクティビティに変えることが可能となる。
たとえば教師がGoogleドキュメント、YouTubeビデオ、ウェブ記事など、オンライン上の任意の教材を選択すると、Boostがこれらを「アクティビティ」と呼ぶ対話型の教材に変換。アクティビティはディベート、チューター、キャラクターチャットなどから選択できる。
魅力的な教材開発を簡単な操作で実行できるだけでなく、重視する学習目標を設定することで生徒が教材について深く考え、話し合うといった積極的な参加を後押しすることも特徴だ。さらに、生徒の学習進捗状況に関する洞察を教師がリアルタイムで得ることが可能。教師と生徒両方の教育・学習体験を向上させることを目指している。
Brisk Teachingの創業者兼CEOであるArman Jaffer氏はこのように述べる。
教育者には、じつに限られた少ない時間の中で、多くの仕事をこなすことが求められています。Briskでは教師が毎週行う作業の20時間を自動化することで、職業を持続可能にすることに尽力しています。今回、調達した資金は、Boostという新しい学生向けツールの開発に投資します。教師は個別学習に不可欠な生徒ひとり一人に向けた教育を提供でき、これまで時間がかかりすぎてできなかったことが管理できるようになります。そのうえ生徒はブレインストーミングパートナー、理解確認、リアルタイムのフィードバックなどの機能を活用できるのです。