8. マリー・キュリー:1867-1934

自分の発明で命を落とした偉大な発明家9人の最期が凄まじい!
(画像=1920年ごろに撮影されたマリ・キュリーの写真 アンリ・マニュエル – cdn-images-1.medium.com, パブリック・ドメイン, リンクによる,『TOCANA』より 引用)

「キュリー夫人」として有名なマリー・キュリーは、放射性元素であるラジウムとポロジウムを発見し「放射能」という用語を新たに生み出し、X線の発明にも大いに寄与した。

 キュリーの今までの科学と物理の常識を揺るがすような研究は、2つのノーベル賞を彼女にもたらした。しかし当時、放射性物質の危険性はよく知られておらず、キュリーは研究中に被ばくし再生不良性貧血となり、これが元で死亡した。

9. ファラリスの雄牛:古代ギリシア時代

 伝説によると、シチリア島の僭主であったファラリスに真鍮鋳物師であったペリロスが「真鍮の牛」と呼ばれる拷問道具を献上した。

 その真鍮の牛は空洞で、中に人間を入れて腹の下で火を燃やしてあぶり殺すと言う恐ろしいものであった。ファラリスはまずペリロス自身が試すよう命じ、彼は自分の発明品の最初の犠牲者となったという。

 こうしてみると、多くの発明家が自ら発明・開発したものによって若くして亡くなっていることがわかる。天才である彼らがもっと生きていれば、さらに驚くべき発明がなされていたのではないだろうか。

提供元・TOCANA

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