■ケガや感染症のおそれも

持病などで使用した在宅医療廃棄物のうち、針付きの注射器や注射針など鋭利な部分があるものは、針刺し事故によるケガや、付着している血液を媒介にした感染症のおそれがあるため、ゴミとして廃棄できない自治体が多い。

多くの自治体では、使用済みの針などは中が見える空きびんなどの容器に入れて蓋をして保管し、かかりつけの病院や薬局に返却して廃棄を依頼するよう呼びかけている。