松本サリン事件や多くの痴漢冤罪もそうやって記者クラブが共犯でした。

オウム真理教関連では松本被告らの電話の盗聴音声がメディアで流れましたが、ソレやっているのは公安ですよね。本来漏らしてはいけない操作情報を記者クラブにリークすることで、自分たちの筋書きに沿って世論を誘導してきました。まさにジャーナリズムではく、当局の威を借りる岡っ引きです。

日本の場合法令を無視した、人治が警察や検察、司法で行われていますが、それを記者クラブメディアは正面から批判してこなかった。のみならず、会見その他の取材機会から非会員を締め出すことで、情報を独占し当局と癒着してきた。

袴田巌さん NHKより

黒川元東京高検検事長と記者クラブ記者の賭博事件などその好例でしょう。

在職中に知人の新聞記者ら3人と賭けマージャンをしたとして、今年3月に東京簡裁から賭博罪で罰金20万円の略式命令を受けた黒川弘務・元東京高検検事長(64)が、東京地検特捜部の捜査に対し「違法な行為であることは当時も分かっていたが、軽い気持ちで賭けマージャンをした」と供述していたことが、本紙の請求で開示された刑事裁判の確定記録で分かった。

今回の記者らとは旧知の仲で、2019年の検事長就任後は、記者の自宅に月3、4回集まった。「『点ピン』という高くはないレートで、接待マージャン的な要素もなく、仲間内の娯楽の延長という感覚でいた」と供述した。

一方、取材対象者とマスコミという関係上、対等ではなく「私を中心とした会合の側面もあった」とし、帰宅時に記者のハイヤーに同乗し、取材の場を提供していたことを認めた。「私が賭けマージャンをやめようと言えば3人は応じたはず」と説明し、「軽い気持ちで続けたことを大変後悔し、反省している」と述べている。