■「実物の70倍ほどの大きさ」
茂原市教育委員会の担当者によれば、ヒメハルゼミのオブジェは1992年にNTT茂原支店(当時)が制作したものだという。
担当者は、「地元のヒメハルゼミを郷土の文化として周知することを目的に、茂原支店敷地内の電話ボックスに設置されました。その後、支店のビルが老朽化して取り壊されることになり、電話ボックスも撤去することが決まりました。2023年にNTTから茂原市へ寄贈されることになり、公民館に移動しました」と、説明する。
Xでは、巨大なオブジェに衝撃を受ける人が多かったようだが、どれくらいの大きさなのだろうか。
こちらの質問に関して、担当者からは「2メートルの電話ボックスと同じくらいの大きさです。実際のヒメハルゼミは3~4センチと小さいので、実物の70倍ほどの大きさになります」という回答が得られた。