■リベンジに出た女性

無神経さにイラっときたという女性は、同じく何も告げずに日よけを上げ、しばし隣の搭乗客と無言のまま「上げ下げバトル」を繰り広げた。

「その人は寝るわけでもなく、昼間で短距離なのだから、明るくてもよくないですか?」と訴える女性。ついにリベンジすることを決め、本を取り出して読書を始め、頭上の読書灯を付けると、その光を腕時計に反射させて隣の搭乗客の顔にチラチラと当てたという。