■川口市の主婦に話を聞くと…
では川口市に暮らす人々は、市内の治安やゴミ問題をどのように感じているのだろうか。続いては川口市在住のSirabee編集部員のツテで、現地で生活する(していた)複数名の主婦に話を聞いてみた。
すると「コンビニに集団で集まっていたりするため、夜のコンビニがとても怖いです」「外国人のお子さんの動きが全く読めず、車に轢かれそうになっていました。子供だけで深夜に徘徊しているのも見かけました」という体験談が登場。

また、ゴミ問題に関しても「とにかくスケジュール通りに出してもらえませんね。そのため次の集荷までゴミが出しっ放しとなり、カラスやネズミに荒らされてしまいます。こちらはちゃんと守っているのに…」「私が住んでいた頃は、回収されない粗大ゴミを多く見かけました。恐らく、今でも見られるのではないでしょうか」といったリアルな声をキャッチできたのだ。
川口市は確かに外国人の多いエリアだが、ここで気をつけたいのは「日本人は綺麗好きだから、誰もがゴミ出しのルールを守る」といった先入観にとらわれないこと。

海外のスタジアムで日本人サポーターが自らゴミ拾いを行なう姿を受けて「これこそ日本の美徳」と感動した人は多いことと思うが、言うまでもなく「全ての日本人に当てはまる行動」ではない。「日本人だから」と盲信するのは、一種の落とし穴である。
集団生活のルールに関しては、個々人が自覚と規律を持って遵守することを心がけてほしい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
提供元・Sirabee
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