■7月の熱中症による救急搬送者数は歴代2位

異常とも言えるような暑さが続く近年だが、2024年の4月からは、危険な暑さが予想される場合に暑さへの“気付き”を促し熱中症への警戒を呼びかける「熱中症特別警戒アラート」の運用が開始された。

しかしそれでも、総務省消防庁が発表した令和6年7月の全国における熱中症による救急搬送者数は43,195人にのぼった。これは消防庁が7月の調査を開始した平成20年以降、平成30年の54,220人に次ぐ歴代2位の記録だ。