ハリソン氏の仮説は、シカゴの景気循環に関する1930年代の研究に基づいたものだという。サイクルを破壊する唯一のイベントは世界大戦だと主張しており、パンデミックでさえ軌道を外すには不十分だったとしている。
ハリソン氏はまた、デイリーメールに、住宅市場は世界的にシンクロしており、イギリスと米国はバブル崩壊を同時に経験するだろうとも予測した。
パンデミック中に3%を下回った30年固定平均住宅金利は、昨年から急激に上昇しはじめ、今週24日に7.23%となり、過去22年間で最高を記録した。
全米不動産業者協会によると、6月の中古住宅販売は前年比19%近く減少した。物件の供給不足で住宅価格の高騰が続いており、6月の中古住宅価格の中央値は41万200ドルで、前年同月からわずかに下がったが、協会がデータを追跡して以来2番目の高値に達している。