■ 初代プレイステーションは3万9800円
1994年12月3日に発売された、初代プレイステーション(SCPH-1000)。ソフトはカートリッジではなく大容量かつ低価格のCD-ROMを採用し、メモリーカードでセーブデータの持ち出しが自由になるなど、業界に革命を起こす新しい試みが多数盛り込まれていました。
リリース当初の価格は3万9800円。先行して発売されていたセガサターンの価格、4万4800円を意識しての設定でしょうが、大きな分岐点となった「ファイナルファンタジー7」が発売される1997年頃には、1万9800円まで値下がりしており、ゲーム機の覇権を握ることに。
2000年7月に発売された小型版の「PSone」は、最終的に9980円まで値下げされたことで、リリース時の約4分の1の価格までダウン。発売時こそ高価なイメージがありましたが、人気ソフトの発売を見越して価格改定を行ったのは最適なタイミングだったと言えそうです。