■シンボルカラーのオレンジでライトアップ

日本国内でも、各地で認知症支援・普及啓発活動のテーマカラーであるオレンジ色にライトアップするなどの取り組みが行われている。一例を上げると、東京都庁第一本庁舎では9月16日から21日までの夜間、隅田川に架かる10の橋梁では9月21日の当日ライトアップが実施される。

ちなみに、オレンジ色がシンボルカラーとして採用されているのは江戸時代に活躍した陶工・酒井田柿右衛門の作品に由来するという。柿右衛門が夕日に映える柿の実のオレンジ色から着想を得て生み出した赤絵陶器は海外でも高い評価を受けた。この柿色のように世界に広まってほしいという願いからオレンジ色が日本における認知症支援のシンボルカラーになったそうだ。

こうした取り組みがあると知ることで、認知症への関心や理解が深まっていき、少しでも生活しやすい環境が整っていくことを願いたい。

(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年7月12日~2024年7月17日
対象:全国10代~60代男女700名 (有効回答数)

提供元・Sirabee

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