3つ目は得られた情報の追跡可能性だ。TrunkTextでは、回答を送るだけではなく、どの文書のどの部分から得られた情報なのか出典文書をハイライト付きで表示するため、回答の出所を正確に確認することができる。
このように、TrunkTextは建設作業員の現場のニーズに適した機能を提供するように設計されているのだ。
労働者へのインセンティブを与えるTrunk Perform
また、Trunk Performは、建設労働者の働きに応じて適切なインセンティブを与え、チームの生産性を向上させるサービス。同サービスは心理学とAIを活用されており、測定可能な目標をもとに労働者と会社のインセンティブを一致させる。
まずTrunk Toolsのデビットカードが各労働者に無料提供される。このカードを用いれば獲得したインセンティブに即座にアクセスできるのだ。これにより労働者は自身の成果をリアルタイムに実感でき、モチベーションの維持・向上につなげられる。
Trunk Performで設定する目標は、品質、出勤、マイルストーン達成、生産性、安全性など、多岐にわたる。たとえば、仕事の品質向上や手戻りの減少、時間通りの出勤、特定のタスクやマイルストーンの迅速な完了、作業速度の向上、安全基準の遵守などに対してインセンティブを与えることが可能だ。
実際に、利用者からは「TrunkPerformのおかげで、スケジュールを管理し、無駄を最小限に抑え、安全を促し、品質を確保することができる。すべてのプロジェクトに導入したい」との声が上がっている。
スケジュール管理を改善するTrunk Schedule
さらに、建設プロジェクトのスケジュール管理を改善するサービスが、Trunk Scheduleだ。このサービスの特徴は、スケジュールと他のプロジェクト文書(提出物、RFI、請求書など)を自動的に統合する機能にある。これにより、プロジェクトの「いつ」と「何」をリンクした、情報の一元管理が可能。