3位タイ:リバプール
(イングランド/優勝回数 6回/出場回数 25回)
プレミアリーグの強豪であり、チャンピオンズ・リーグにおいても過去優勝6回を誇る名門。初出場は1964-1965シーズン、この年はいきなりベスト4まで進出したものの、インテルに敗れ決勝進出はならなかった(このシーズンはインテルが優勝)。初めて決勝に臨んだのは1976-1977シーズン。この年はケビン・キーガン、フィルニールらを擁した布陣で初優勝を飾る。翌1977-1978シーズンも勝ち2連覇を達成。1976-1977シーズンから10年間で5度の決勝、4度の優勝を誇った。最後の優勝はサラー、マネらを擁した2018-2019シーズン。決勝ではトッテナムとのイングランド勢対決を制し、6回目の優勝を飾った。
2位:ACミラン
(イタリア/優勝回数 7回/出場回数 22回)
初の決勝は1957-1958シーズン、初優勝は1962-1963シーズンと歴史も古く、各時代ごとに栄冠を勝ち取っているイタリアの古豪。なかでも1988-1989には主将フランコ・バレージが統率し、フリット、ファンバステン、ライカールトのオランダトリオが攻撃の要となる最強布陣で、準決勝では前年度王者PSVを破り勝ち上がったレアル・マドリードを相手に、第1戦1-1、第2戦では5-0で決勝進出。決勝でもルーマニアのステアウア相手に4-0と、圧倒的な破壊力と堅実な守備で大会を支配した。翌1989-1990シーズンも準決勝でバイエルン・ミュンヘンに競り勝つと、決勝ではベンフィカを1-0で破り2連覇を達成した。これまでで最後の優勝は2006-2007シーズン。2年前に決勝で敗れたリバプールとの再戦となったこの年はマルディーニ、ピルロ、カカ、インザーギらが先発。対するリバプールはシャビ・アロンソ、ジェラード、カイトらが先発、試合はインザーギの2発でミランが勝利。2年前の雪辱を果たし、7度目の優勝を飾った。また、カカが2位に4ゴール差をつけ得点王となった。