この度の発表で、ロイヤル・アロイにはハイスピード・クルージングを可能にする250㏄モデルが加わった。主に北米市場で人気の300(当初250㏄でラインアップを設定しその後300㏄に拡大、呼称は当初から300)を導入することで、大柄なボディの走りにさらに余裕が加わる。与えられるエンジンは水冷4バルブ。豊かなパワーはスクーター・クルージングの愉しみを広げ、ロイヤル・アロイならではの「単なる足バイクではない」魅力に磨きをかけることになるだろう。250シリーズはTG/GPのボディ形状のほか、まったく新しい外装を持つMTシリーズも展開し、ロイヤル・アロイの可能性を示しているラインアップとなる。一方、長距離までは求めないけれどももうちょっと力があれば、、、という声にお応えするのがTV175だ。125㏄空冷4サイクルエンジンのボアを61.0㎜に拡大、169㏄としてたエンジンからは余裕のトルクを発揮。TVの名にふさわしいパワフルなフィーリングが、GPシリーズのバリエーションとして以上の魅力を引き立てている。
まったくのニュー・モデルとなるのがサイドカー・シリーズだ。メーカーがリリースするサイドカーとしては現状世界でも唯一となる存在*ながら、ロイヤル・アロイではそのクラシカルなボディ・スタイリングに合わせたカーを開発、見事にフィットさせる商品を作り上げた。サードパーティーせいではない、メーカー品ならではの仕上げの良さとマシンとしての安定感はこれまでのスクーター・サイドカーの感覚とは一線を画する仕上がりだ。
新商品を含むロイヤル・アロイの商品群は9月中旬から順次取り扱い販売店で納車が開始される。販売店にはこうした情報は事前に連絡されており、今回の入荷分は受注済みの商品を中心としているため、人気のモデル、カラーについては比較的品薄になることが予想されている。ぜひお早めにお問い合わせ、ご注文をいただきたい。また、今回品切れとなってもロイヤル・アロイ商品は継続して製造され取り扱われるため、ロイヤル・アロイ取り扱い販売店店頭にてご予約いただきたい。