■シーモンキーの生みの親はネオナチだった
幼い頃の懐かしい思い出にもなるシーモンキーの飼育体験だが、この人気の入門用用のペットは、ハロルド・フォン・ブラウンハット(1926-2003)というアメリカ人男性によって発明されたもので、その背後にはかなり不穏な真実がある。
フォン・ブラウンハットはシーモンキーのほかにいも、X線メガネ、水を加えると毛が生える「モンスターカード」、金魚鉢と食べ物だけの「見えない金魚」など、奇妙な子供向けのアイデア玩具を数多く考案した。そのキャリアの中で195件もの特許を取得している。
そして実は彼は熱心な白人至上主義者でもあったことが判明している。
シーモンキーの発明者はクー・クラックス・クラン(KKK)のために武器を購入し、ネオナチのグループに定期的に参加していたのである。
彼はそれを隠そうともしなかった。かつてインタビューで人種差別的な発言をした後、「私がどちらの側にいるか知っているだろう。私はそれについて何の意見も言っていない」と述べている。
できれば知りたくなかったという者も多そうな、実に残念な真実でもあるだろう。
シーモンキーを飼育した経験をもつあるSNSユーザーは「それは私の子供時代を台無しにしたようなものです」とコメントしている。
Xでも真実を知った人々は不満を表明しており、ある人は「シーモンキーの発明者がナチスだったかも知れないと知った。私の子供時代の一部が消えてしまった」と投稿している。
“子供の夢を壊すな”という声が聴こえてきそうだが、このようなできれば知りたくなかった真実はほかにもまだまだあるのかもしれない!?
参考:「LADbible」ほか
文=仲田しんじ
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提供元・TOCANA
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