■気になる開発の経緯は?

株式会社マツキヨココカラ&カンパニーの担当者によれば、同社の商品開発社員が、小学生のアイデアが世界的発明展で受賞したニュースを見たことが始まりだったという。

小学生考案の絆創膏、大人が見落とした「あの悩み」を解決 常識を変える機能に衝撃走る…
(画像=『Sirabee』より引用)

商品化に至った経緯に関して、担当者は、「こういうアイデアを商品化できたらという小学生の夢を叶えてさしあげたい思いと、絆創膏のパッドをずらすという柔軟な発想が、『絆創膏のパッドは真ん中にあるのが当たり前』という常識を変える可能性を感じました。当社のグループ理念の『未来の常識を創り出し、人々の生活を変えていく』というものに通じると感じたため、商品化に至りました」と説明する。

大人が見落としていたことに気付いた子供のアイデアを、たくさんの人に届けたいという熱い思いが感じられる。商品化の際も、小学生が考えたデザインに近づけるため、当初の案からほとんど変えていないという。