■ムダ使いせずお釣りもきちんと

しばらくすると、大きな荷物を抱えて帰宅したヴィニーくん。買い物袋の中にはパスタの素をはじめ、パンや鶏肉、冷凍食品、サラダにくわえ、チップスなどのお菓子も含まれていた。

大変な量の食材を買ったにもかかわらず、総額はなんと36.14ポンド(約5,800円)だった。お釣りが出るよう買い物をセーブする感覚にも感動したケリーさんは、ヴィニーくんに「これはご褒美よ。お小遣いにしなさい」と言ってお釣りをあげたそう。

■「ぜひ皆さんのお子さんにも」

ヴィニーくんの将来の夢は「シェフになること」だといい、この出来事をFacebookの子育てグループ欄に書き込んだケリーさん。「お釣りが出るよう商品を一つひとつ計算し、かつ家族の好きな物をたくさん選んでくれた息子を誇りに思います」とつづった。

また「社会や経済の勉強にもなりますから、ぜひ皆さんもお子さんに実践させてみてください」とメンバーたちに勧めている。