同じ職場で誠実に働き続け多くの人に慕われながら、超高齢の90歳で退職することを決めた女性について、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えた。

■17歳の若さで就職

アメリカ・テキサスで暮らすメルバ・メベインさん(90)は、1949年にデパートで就職。17歳の若さでエレベーターガールとして活躍し、その後に昇進して化粧品売り場で働くようになった。

真面目で陽気なメルバさんは毎日笑顔で出勤し、接客態度も抜群。多くの人がそんなメルバさんを慕い、上司たちも熱心な働きぶりに感心していた。

シングルマザーとして一人息子を育てていたメルバさんは必死に働き続け、欠勤もゼロ。両親に息子の世話を任せる時間も長かったが、母として、そして社会人として任された仕事を丁寧にこなした。