■「本当においしいめんつゆ」の作り方
鍋にだし昆布、水を入れて30分以上おいて弱火にかける。ふつふつと細かい泡が出てきたら昆布を取り出す。このときに煮込みすぎると、ぬめりが出てきてしまうため注意してほしい。
この工程は、水と昆布をピッチャーなどの容器に入れて冷蔵庫に一晩おいても同様に作れる。この昆布水は味噌汁をはじめとしたさまざまな料理にも使えるためストックしておくと便利だ。
昆布を取り出したら中火にしてみりんを加え、みりんのアルコールが飛ぶまで煮立たせる。そこにしょうゆを入れたら、火を止めて鰹節を入れる。こうすることで雑味がなく上品な香りに仕上がるという。
あとは、絞らずに箸で押さえる程度にザルでこしたらめんつゆの完成だ。
■上品な味わいにびっくり
すっきりとした味で、だしの香りが非常に豊か。雑味もなくまさに「上品な味わい」で、なめらかかつコシの強い揖保乃糸と合う。つゆは温かい状態と冷やした状態でそれぞれ食べ比べてみたが、冷やしたつゆのほうがよりおいしさを実感できたので、手間ではあるが一度冷蔵庫で冷やすことをおすすめしたい。
そうめんを食べるときに欠かせない薬味を入れると、さっぱりとした味でさらにおいしく食べられる。