軍事的に好立地にある疑惑の円形施設
ロゴウェイ氏は自身のツイッターでこの施設のGoogleマップの航空写真を紹介して解説している。ロゴウェイ氏が問題の構造物の衛星写真を初めて見て、3つのポイントが目についたということだ。
1.全方向に見晴らしが良好な場所であり、場所、構造物のデザイン、建てられた山を考慮すると特注で建てられた施設であると考えられる。
2.円形施設の中央に配置されたものは航空機のナビゲーションに使用される一般的なVORTAC(超短波全方向式無線標識)であり、この地域で運航される航空交通にとって重要な役割を果たしている。
3.この構造の上部領域が広く周囲に死角のない安全を提供しているということだ。
ロゴウェイ氏によれば、危機の際にはこの大きな平らな構造物は防空システムにとって理想的な場所となり、センサーシステムおよび地対空ミサイルを配置するために活用されるという。遮るもののない見晴らしは常に可能性のある敵の攻撃からソウルを守るための鍵となり、大型の設備や人員を移動させるためのヘリコプターへのアクセスも容易になる。
この施設はそのような不測の事態に対応するように設計されているようで、必要に応じて治安部隊の増援が可能であるということだ。したがってこの場所は韓国最大の都市・ソウルの上空を守るのに最適な場所であるという。
そして着陸して放棄されたにせよ、誤って墜落したにせよ、このような場所はUFOにとっても目的地になりやすいということになるのだろうか。
はたしてこの円形の施設の下には動かせないほど巨大なUFOが鎮座しているのか。そしてこの施設で地球外由来のテクノロジーが活用されているのだろうか。さらにはここ以外にも“巨大UFO”が隠蔽されている場所がまだまだ数多くあるのか。UAP/UFOにまつわる情報開示が進む中、こうした謎が明らかにされる日は案外近いのかもしれない。
(※1) UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。
参考:「Howandwhys」ほか
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji
ブログ「仲田しんじの特選あーてぃくるず」 nakatashinji.com
提供元・TOCANA
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